2012年9月20日木曜日

情報収集は疲れる

尖閣諸島を国有化してから日中間に緊張がはしり、こちらもかなり参りました(´Д`|||) ドヨーン


中国漁船1000隻、尖閣へ出航…海保と“衝突”も


マジで戦争前夜の様相を呈して。。。来春、奥さんが里帰りを予定しているだけに

教会50周年記念誌を進めなければならんのですが、手に付かずひたすらネットで情報収集にあたってました。今日になって


中国漁船1000隻は真っ赤なウソ?!尖閣にいまだ姿見せず



ドッと疲れが押し寄せました。

ネットの情報は玉石混交なのは分かってましたが、分かっていても最悪を想定するのが自分の性格。マイナス思考なんでしょうね。いくつか収集した中で


がよくまとめられています。以下は引用
特に今回は定年を迎える常務委員がことのほか多く、9名のうち7名が退場します。胡錦濤氏も温家宝氏も退場。がらっと入れ替わる新常務委員に誰を押し込むか、で、今年に入った頃から激烈な政治闘争が繰り広げられているという状況なのです。
ところで、この新メンバー、10月の党大会で「発表される」のであって、「択ばれる」のではありません。実は、毎回、党大会に先立つ7~8月頃、北京の北にある北載河という避暑地でわざわざ特別に非公開の会議を招集し、そこに、チャイナ9メンバー、軍幹部、元老、有力政治家が集まり、じっくりと話し合った末に決定を下すのが慣例です。つまり、新メンバーは党大会前に既に決まっているということ。党大会はそれに承認を出すための場に過ぎないという訳です。
今回も、8月前半に国の有力者が北載河に集まり、秘密会議が開かれていました。しかしどうも今年はそこでは決まり切らなかったらしい、というのがもっぱらの評判です。つまり、チャイナ9の椅子取りゲームは今もまだ続いている。非常に非常に不安定な政治状況であり、そこに新たな要素、「反日」というカードが現れた。今回のデモがこうまで過激化した背景には、このような事情があると思われるのです。
勉強不足で、これを読んで初めて知りました。10月の党大会まで不安定なのですね。

中国政治にとって日本とは、水戸黄門の「この印籠が目に入らぬか!」の逆バージョン的存在。「反日!」と叫べば誰も異議は唱えられない、正義の御旗です。小学校から教育の現場で繰り返し繰り返し叩き込まれ、一種の道徳スローガンのようになっていますから、これに表立って反発を唱えることは、今の中国では難しい。特に政治家にとっては最高に難しい。 
韓国も同じですね。幼少期から刷り込まれた感情を拭い去るのは容易でないだけに、領土問題よりも反日教育を糺してもらわなければ根本的問題解決にはならんのです。

政治に利用されてしまう哀しき暴走労働者たち
これまでにも日本でも多くの報道がなされているので中国に興味のない人にもよく知られているように、中国の現在の経済発展は非常にいびつなものであり、強烈な所得格差の犠牲者となった低賃金労働者は、社会への大きな怒りを心の内側にため込んでいます。残念ながらそういった人々の教育水準は高くなく(それは決して彼らのせいではありません)、義務教育で教えられた通りの鬼畜日本人のイメージを持ち続けている。日本人と会ったこともなければ話したこともないので、このイメージが変わりようがないのも仕方がないことなのかも知れません。それに、実際、何世代か前の親族を戦時中日本軍によって殺された人が多数存在していることも亦厳然たる事実です。よく、ただにこにこと「日中友好」とこちらが善意を持っていれば全て上手く行くと思っている日本人がいますが、それは全く違う。日本人の多くが何となくロシア人を好きになれないし信用出来ないのと同じように、いやそれよりもずっと強いレベルで、中国の人々のベースに、日本への不信感が存在しています。だから焚きつけられると一気に火が燃え上がってしまうということも、肝に銘じておかなければいけない基本事項の一つです。ただし、そんな彼らも、中国共産党の弾圧の恐ろしさは身にしみて知っていますから、政府が「デモをしてよし」とお墨付きを出さない限り、たとえテーマが「反日」であったとしても決して率先して過激な行動は取りません。しかし今回は、上述したように政治情勢不安定な中、政府上層部が「反日」を声高に叫ばなければならない状況です。その御用機関であるテレビも新聞も、しきりに日本を攻撃している。「よし、この波に乗っていいんだな」と労働者たちは判断する訳です。そして現場で興奮して暴れる‥こういうケースが多々生まれているようです。
ウチの奥さんの親族も日本人に殺された。そのこともあり結婚には反対されたが、結局、結婚までこぎつけたのは、中国にいるより日本にいた方がマシだからという判断だったのだろう。

今はどうだか知らないが、中国人は政府を信用していない。20年前は国内貨幣ではなく外貨、外貨より「金(きん)」を信用していた。お金が貯まると金の装飾品に替えていた。この辺の話題はまだ「中国嫁日記」には出てないが、そのうち出るだろう。

中国にいる時、よく耳にしたのが「没有、方策」(仕方ないよ)。
面従腹背とよく称されるが、長いものに巻かれなければ生きていけなかった歴史があった。
生きていけないのではなく、処刑された。
「没有、方策」が中国人の本質だと語った留学生がいた。
今回のデモの参加者もこのような人々が多くいたのでは?と思いたい。

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