ラベル 警備 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 警備 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年2月16日土曜日

クレイマー化する原因

もうじき半年に一度の「現任研修」なるものがやってきます。警備の仕事に従事しているものはこれを受けなければ仕事を続けることができません。
前回のWBCの時に警備会社の面接を受けたのですから、あれから4年が過ぎました。なのでDTPは完全に過去の人になってしまいました。

で、この「現任研修」なるものは警備業法なるものを中心に学ぶのですが、毎回おなじことをやって退屈、眠くなること、この上ありません。もっと実務に即したものをやってほしいと思ってます。

配置先によっても違うと思いますが、警備というより受付業務的なものがかなりあります。防犯上、警備会社に業務委託しているというより苦情が起きないようにしてくれ、苦情をうまく処理してくれといった意味合いが強く感じられます。まぁ受付は人と接するわけですから。面倒なことはアウトソーシングといった感じなのでしょう。

で、世の中にはクレイマーと呼ばれる人がいます。最近、奥さんもクレイマー化しましたw またアチキ自身、過去にクレイマーになったこともあります。印刷会社にいた時もクレイマー事例を耳にしました。以下は列挙。

印刷会社にいた時に耳にした事例


  • 不動産販売チラシをつくってもひとつも売れなかった。オマエのところのデザインが悪いからだ。だから(印刷代金を)払わない。金が入ってこない以上、無い袖は振れない。
  • たった一文字でも直し漏れや誤字誤植があると鬼の首を取ったように責められ、値引き、刷りなおしを要求される。大手印刷会社の下請けに対する態度にこれに近いものを感じられる。

ホント印刷営業の方は大変だと思います。オペレータの皆さん、営業がバカでも我慢してあげてください。営業はこういった人たちを相手にしているのです。

病院警備の事例

足を怪我した患者さんがバイクでやってこられ、バイクを降りて駐輪場まで運ぶことが困難なため警備員がバイクを代わりに運ぶ。治療を終えバイクに乗る際、

バイクが傷ついている。お前が運ぶ時にぶつけて傷つけたのだろう。修理代を払え!

ホントにあった事例です。で、こういった場合に備え、病院は捜査一課にいた人を雇い、対処にあたらせてます。こういうケースは警備員ではなく専門家が対処します。病院はヤクザも治療を受けにくるのです。

病院=お金を持ってるクレームを付ければお金を出す。

のイメージが定着しているのでしょう。お金の絡まない案件は警備員がひたすら頭を下げてあたっています。頭を下げてナンボの世界ですからw

奥さんの事例

こどもの学資保険が満期を迎えた。で、据え置き案内のパンフを営業の方が置いていった。パンフの冒頭に書かれていた言葉は この度はご愁傷さまです。

の死亡保険金の据え置き案内w 奥さん、激怒! 担当営業の上司が菓子折りを持って謝りに来ました。

自分の事例

会社のプリンタが壊れた(10年前)。で、メーカーに連絡して修理に来てもらった。修理代は実費。後日、販売代理店の保証に入ってることが判明(プリンタは代理店を通して買った)。社長に何とかしてくれと頼まれ、代理店に連絡したものの「お金を支払ってしまったのでは無理ですね」の答え。ならばとメーカーの担当者に連絡し丁々発止やりあい、請求書を送りつけ修理代金を取り戻しました ♪v(^ー^)ピース!


とまぁ、クレーマーには誰もが接し、誰しもなる要素を持っているわけです。
で、プロ法律家のクレーマー対応術を読み始めてます。クレーマーのタイプには

  1. 性格的問題クレーマー(反省することなく不当要求を繰り返す)
  2. 精神的問題クレーマー(心の欠損を埋めるために執着する)
  3. 常習的悪質クレーマー(少額の金銭や利得を求める)
  4. 反社会的悪質クレーマー(巨額の金銭、利益を得るのが目的)

に分かれます。事例を読んでますと対応に当たった人の対応が適切でないことによって、顧客をクレーマーに変えるといった感じです。言い訳や責任逃れをしたことが怒りに油を注いでクレーマーに変身させる1. や2. の事例がほとんどではないでしょうか。自分がないがしろにされてるという思いが根底にあります。

妻の場合、学資保険に加入して最初の数年はカレンダーが送られてきたものの、その後なしのつぶて。満期が近づいた2年前から地区の担当者が挨拶にきました。その間に妻はその保険会社に勤めている友人ができ、保険加入者はディズニーランドの割引チケットが手に入る等の知識を得ました今までなんだったのよ!が妻の言い分です。担当者を友人に代えてもらいたいのですが、仕組み上それもできない。それが今回のことで爆発し、これ幸いとばかりに担当者を友人に代えてもらい一件落着となりました。

アチキの場合もないがしろにされてるという思いが根底にありました。
保守契約は代理店でもあんたの所の製品に保守契約をしたのだからお金のやりとりはそちらと代理店でやってくれ!の論理で押し通しました。ちなみに本書に出てくる事例も代理店絡みです。

クレーマーを発生させる土壌が企業にあるのでしょう。

アフラック保険金不払い国内ダントツNo1 


こんなニュースを目にすれば、誰しも自分の身は自分で守るとの思いを強くします。
保険会社に任せれば安心♪が嘘だと気づくからです。ちなみに小泉さんの時から外資生保のCMが増えた気がします。TPP導入となれば日本からお金を米国に持ち去る企業のCMがもっと増えますよね。

自分は大事にされてない、もう騙されない。そんな思いからなのでしょう。

2012年11月28日水曜日

ストレスが溜まる

風邪を引いて調子がいまいち状態が長く続いていたのですが、病院に行き薬をもらってから大分楽になりました。ようやくblogを書く元気も出てきました。

まぁ、とにかくここ2-3ヶ月はストレスが溜まりまくり。原因は分かっているのです。
収入の著しい低下もありますが、とにかく礼拝に出席できない。隔週でしか出席できない。
出れても仕事明け、そして礼拝後は直ちにGSのバイトに出かけるので教会員の方々との談笑もできない。礼拝中は睡眠補給に自然と入り、牧師が何を話したのか残っていない。
隔週で日曜の早朝から24時間勤務が続いてます。人がいないためです。
以下は愚痴の列挙、スルー推奨。


DTP復帰の求職活動

まったくダメ。面接にすらたどりつけない。自分がDTP復帰にこだわる最大の理由が日曜の礼拝出席。基本、日曜は休みですから。とはいえライン工のような流れ作業DTPはやりたくない。仕事全体が俯瞰できない作業はそれはそれでストレスが溜まるのです。派遣でそれをやっていたのでもう勘弁という思いがあります。贅沢なんでしょうね、自分。。。それでも復帰できた師匠が羨ましいです。

GSのバイト

いくら募集しても人が集まらなかったが、9月に入ってから突如、応募者殺到。入ってもすぐに辞める人が続出していた関係で全員採用。はい、ひとり当たりの労働時間は少なくなります。で、全員が少なくなればいいのですが、声のデカイ、わがままな人のみ時間は減らされませんでした。これもストレスのひとつの原因。

警備の仕事

欠員補充にも書いたのですが、お盆明けに一旦、通常勤務に戻ったのもつかの間、すぐに欠員が発生し、ひとり巡回が今日まで続いています。施錠点検巡回を息継ぎなしで4時間半、小走りで回ってます。要領を体得し、若干、短縮できたものの手抜きはできません。不思議と手抜きしたところが発覚するものです、何ででしょうね? で、このひとり巡回、やっているのは自分だけなのです。シフトの関係で自分の勤務の日のみひとり巡回なのです。周りが高齢者ばかりとはいえ、もう4ヶ月以上もこの状態が続いています。手当ても付かなくなりました。増員の話もありません。12月のシフトが配布されました。12月も自分のみひとり巡回です。流石に責任者に注文を付けました。結果、わずかだが手当てをつける、1月から解消されるとの話なのですが、どうなのでしょうか? 給与の少ないのは仕方ないにしてもGSのバイトのように不公平感が溜まってきます(はぁ~

DTPセミナー

今年は仕事のスケジュールと重なり、今日までただの一度も参加できませんでした。どんどん離れていく、浦島太郎になる~。。。アリ地獄の中でズルズルと砂に埋もれていく気分です。DTPの勉強会のDVDを数枚、購入したもののまだ見てません。というのもPCから音が出ないのです(涙
12/8に今年初めて文字の学校公開講座「はじめての正規表現」に参加します。なんとかこの状態から脱出できるきっかけにでもなれば。。。主に願うのみです。

教会関係

50周年記念誌の原稿がまだ。。。校正を出しても戻ってきません。来年は52周年になります。
家族の中で教会に通っているのは自分のみ。最後の砦だった娘も受験を理由に礼拝はサボリ気味。


まぁ今年は勤務先の警備会社が契約打ち切りで失業、給料未払いを皮切りに散々な年でしたw
ツイてないとは考えずにツキを溜め込んでると考えてます。来年はこの溜め込んだツキが堰を切って流れる。オレの時代がキタ~、時代がオレに追いついた。となるでしょうv(^^


2012年10月30日火曜日

バラバラ

他部署応援要請が入り、打ち合わせに行ってきました。
そこの部署は過去数回、休日応援に行ったことがあります。
11月から平日応援の要請があり、打ち合わせに行ったのですが、、、

やりかたが人によってバラバラ!

ひとりポストのためそうなるのはある意味仕方ない点はあるにしても、ちょっとこれは。。。のレベルなのです。

以前、休日応援の時に平日業務の流れも教えていただき、その確認の意味もあったのですが、教わった流れと違う所が多々あります。当人はよかれと思って変更したのでしょうが、それが横に伝わっていないため、結果、その日の警備につく人によってサービス内容が違うという結果になってます。

杓子定規のマニュアル通りというのも何ですが、ここまで違うと愕然としてしまいます。

打ち合わせ終了後、上に報告をあげましたが、これはこれで同僚の恨みを買うことになりますので、正直やりたくなかったのです。

致命的と感じたのがセキュリティの基本というべき、施錠ルールが確立されてないということです。
照明の点灯にしても(もったいないから)等の個人感覚が入り、人によって違います。
照明は施設イメージにからんできますので、もったいないという個人感覚の入り込む余地などないのですが。。。

顔の見える仕事をするのも大事ですが、クライアントは会社と契約していますので、ある程度は同じサービスを提供しないと、かえって信用低下を招くと思うのであります。


2012年9月9日日曜日

心理状態が夢に現れているのか

先週はよく夢を見た一週間だった。
夢は寝ているときに必ず見るものなのかも知れないが、起きた瞬間に忘れ覚えていることはほとんどない。ところが不思議な夢だと起きてからも気になって仕方ない。

最初に見た夢
警備の仮眠を終えソファから起き、煙草を一本吸ってから開錠巡回。
開錠巡回をしている最中にソファから目覚めた。その後にやった行動は夢の中の動きと同じ。
デジャブといっていいのか? 不思議な気分で仕事してた。

次に見た夢(警備の仮眠中)
53歳の自分が新入社員として入社。後がないという切迫感からなのか、例によって力が入りまくり。隣にいる年下の社員から「もっと楽にしたら」と言われる。。。orz

3番目に見た夢(自宅にて睡眠補給中)
高層ビルの上層階にいて談笑。で、高層ビルの上の方は揺れている。
他の人は揺れに同期してるものの、自分ひとり同期できずにパニックっていた。

今朝見た夢(警備の仮眠中)
薄暗い体育館にいた。片手には空気の抜けかかったハンドボールをつかんでいる。

夢ココロ占いのキーワード検索してみた。

「ソファ」「新入社員」「高層ビル」は悪くない。が、高層ビルの
ただしよい印象をもてない夢なら、高望みしているなど何事にも見直しが必要のようです。

体育館
日常に何か物足りなさを感じていたり、楽しい事や刺激を求めているのかもしれません。印象のよい夢やスポーツをしている夢なら、活動の場が広がり生活に新鮮さを味わえそうです。しかし印象が悪かったり体育館に一人でいるような夢なら、毎日をムダに過ごしていたり能力や体力など使いきらずもて余していることを示します。

空気の抜けかかったハンドボール
該当するものはなかったものの、空気の抜けかかったがポイントか? ハンドボールを片手で掴むにはかなりの握力を必要とする。

勝手に自己分析(当たるも八卦、当たらぬも八卦)
DTPに復帰したいもののブランクがありすぎて付いていけないことは自分が分かっている。
それでも現状を受け入れることができず夢にでてくるようだ。

まぁ、警備の仕事がやりたくて警備の世界に入ってくる人はほとんどいない。
早くこの世界から抜け出したい。そう思ってる人がほとんどなのかも知れない。
そう思いつつも、いざ抜け出せたとしても(本当にやっていけるのか?)という不安が先立つ。
事実、前回、失敗してるしね。
とどのつまり、別々な夢であっても根底は同じということ。

毎日をムダに過ごしていたり能力や体力など使いきらずもて余している

判っていても抜け出せない。そういったジレンマなのだろう。

2012年8月27日月曜日

警備員生活

警備生活の影響なのか、はたまた加齢によるものなのか、どうしても一気に8時間寝ることができなくなってきている。自分の睡眠スタイルは以下の通り。

勤務についているときは深夜2時半頃から5時まで仮眠(仮眠室がないためソファで横になる)
帰りの電車で30分ほど仮眠。
家に着いてから9時から12時頃まで仮眠。
合算して6時間。睡眠不足にならない程度の睡眠時間だ。 この習慣が身についてしまっているせいなのか、たまの休日でも時間になると目が覚めてしまう。今日は、というより今日も朝5時に目が覚め、web巡回。夕方まで休みなのだが、9時になったら眠くなる。で、いつものように二度寝に入る。さっき起きたばかりである。

夕方からの勤務がない日はGSのバイトが入っている。出勤前にGSでバイトするか、勤務明けに仮眠を取ってから午後バイトに入る。正直、フルタイム一日休みというのをバイトを始めてからない。

で、バイト先の同僚に警備の給料のことを話すと「そんなに安いのか!」と驚かれる。
そうなんです。そんなに安いからここでバイトしてるんです。。。orz

警備員の前職はさまざま。まぁ多くは定年退職者、リストラ組なのだが、なかには現役社長がいる。多くは自営なのだが、店舗を構え従業員を雇っている社長もいる。従業員に給与を払うと自分の分がなくなり、そのため警備で生計を立てている。ブラック会社の社長に見習わせたいw
名の通った企業の部長が定年退職して警備の仕事についたりもしている。定年後、年金生活で悠々自適というのは夢のまた夢なのが分かる。
不況を反映してか20代の警備員がいる。休憩時間には公務員試験の勉強をしている。
バンドを続けるために警備の世界に入ってきた人もいる。24H→明け→公休のサイクルだと自分の時間が作りやすいのは確か。まぁこちらは明けや公休にバイトを入れているのですが。

たまの休みの日に見るテレビ番組は限られてくる。連続ドラマは続きが分からなくなるので×。
単発ドラマ、バラエティか映画になる。
テレビ東京の「午後のロードショー」は睡眠補給を終えてから、出勤前に見れるためありがたい。
と同時に、世間の人が働いているこの時間に見てていいのか?という罪悪感も少しある。

病院警備をしてる時に学んだこと。それは

車椅子の人は足が悪くて乗っているんじゃない。
自分の力で立つことができなくて乗っているんだ。


日頃、そういった方々と接してないと「車椅子=足が不自由な方」のイメージが定着してしまいがちですが、そうではない。病院で車椅子を利用している人のほとんどが、もう自分の力で立つことのできない方々なのです。



2012年8月4日土曜日

欠員補充


警備の仕事となりますとどうしても高齢者ぞろいとなります。
で、どうなるかというと急に高血圧、脳梗塞などで勤務ができなくなる人が出てきます。

まぁ年齢によるものですから仕方ないのですが、その分の負担が他の人にかかってきます。

会社側も欠員補充するのですが、警備の場合、法定研修なるものが義務づけられており、採用した翌日から勤務につくことはできません。最初の一週間は研修に費やされます。それから勤務先にて現地研修を行いますので、実際、戦力になってくるのは早くて2週間後となります。

今年の夏の暑さの影響なのか、ひとりが高血圧で倒れ7月いっぱいで退社。
で、昨日は脳梗塞でひとりが倒れました。。。

健康上の理由だけでなく、いわゆる低賃金のため(やってられるか!)との思いからか突然辞める人も後を絶ちません。

そういったことを見越して会社側も大目に人員を配置していればいいのですが、世知辛いご時世のためギリギリの人員しか配置してくれません。というより配置してくれるのでしょうか?

以下は愚痴です(スルー推奨)

7月に入って顧客の要請により1ヶ月間の臨時仕事が増えました。ひとりがそちらに獲られることにより、二人分の巡回をひとりでやること。。。施錠点検巡回で休憩なしの4時間半、同じく休憩なしで開錠巡回を1時間半。まだまだ若いと思っていても流石に6時間、歩くのは堪えます。何より仮眠時間を削らなければ終えることができません。

8月に入り通常業務に戻った矢先にひとりが退社、そしてひとりが倒れました。
今現在、欠員補充はありません。この状態が続けば倒れる人がまた出ます(自分を含め)。

本社の人間でないので契約がどうなっているのか分かりませんが、ひとり当たりの人員配置で顧客と契約しているはずだと思うのですが。。。契約人員を配置しないことは重大な契約違反になると思うのですが。。。

と言うのも以前の警備会社が入札によって契約を切られたのは契約人員を配置していなかったことが顧客の知れるところになったからと後で聞かされました。

7月の臨時仕事は顧客へのサービス仕事だったのでしょうか? だとすると二人分の巡回をしても何の手当てもいただけないことになります。


8/19追記
給与明細に手当てがついてました。1勤務につき1200円。二人分の巡回を12勤務こなしましたので14400円。ちなみに昼間の残業は時給850円。
お盆明けに脳梗塞で倒れた同僚が復帰してくれますので、通常勤務体制に戻ります。

2012年5月8日火曜日

イメージトレーニング

タイトルに違和感があるのですが、あなた、リンク出来てますか?の感想というか補足。

いえ、どんな業種であろうと同じという事になります。事務職であろうと営業職であろうと技術職であろうと全ての職種に当てはまります。
仕事というのは常にリンクしているもの。
常に頭が整理されていて、尚且つ、仕事の流れがリンクされていなければなりません。 逆の言い方をするとリンクされていないという事は頭が整理されていないからです。実は、気が利く人と気が利かない人の差は仕事が関連付けられているか否かの違いなんです。これは仕事をする上でのキモ!!
結局これはイメージトレーニングの差なのでは?と思ったので少しばかり。

夏季オリンピックで4連覇を達成した選手は2人しかいない。
円盤投げのアル・オーターと走り幅跳びのカール・ルイス。
特筆すべきはアル・オーター。五輪の毎に記録を伸ばしている(参考:オリンピック4連覇
アル・オーターなる選手を知ったのはロス五輪の前。新聞の連載記事だったと思う。

当時の記憶を頼りに書くと円盤投げなるマイナースポーツはスポンサーがつかず、プロとしてやっていくことなぞ到底できない純粋なるアマチュアスポーツ。練習時間もままならない。
そんな環境の中で彼がどうやってオリンピック4連覇を成し遂げ、かつ記録を伸ばしていたのか?
それはイメージトレーニング。目標を五輪に絞り、五輪以外の大会は調整というか大した記録は残していない。通勤のバスの中でも頭の中でより遠くへ投げることをイメージしていたという。

警備の仕事は傍から見ると「立っているだけ」と思われがち。
まぁ、確かにそういった人もいます(^^;  給料メチャ安いしね
でもイメージトレーニングをしている人もいます。咄嗟の時、適切な対応ができるかどうかは資質もありますが、日頃これをやっているかどうかの違いでしょう。
自分もそれなりにイメージしてますが、想定外の事例が発生することがしばしば。
結局、どれだけ想定外の事例のイメージを広げられるかがなんでしょね。



2012年4月21日土曜日

近況。。。でもないか

blogを更新することなく4月も半ばを過ぎた。思うことがありすぎて更新できずにいた。

ひとつは年齢のこと。今年で53。
自衛官なら定年退職を迎える人がいる。教会員のご主人は定年を迎え、新天地で働いている。
自分はというと45でリストラに遭い、50まで派遣で働いていたものの行き詰まり、警備に転職。警備をやりながらDTP復帰を目指していたが、6月で53になる。

自分が年を取るなんて思いもしないまま生きてきたが、否応なしに考えさせられる。

復帰までの食いつなぎに警備の世界に入ったものの本業になりつつある。もっとも警備だけではやっていけないので最近はGSのバイトも兼ねている。

警備員をしながら新たな道を模索するのように警備はつなぎの仕事だと思う。
が、しかし、、、年齢がいってしまうと新たな道を模索しようにも。。。う~ん

3年ものブランクがあると、かりにDTPに復帰出来たとしても不安しかない。
何よりもあと何年出来るのか?

そんな中でCLさんが僕が会社を辞めることにした理由で吉田印刷所を退職されたことを知らされる。
DTPをやってる人で彼の名前を知らない人はモグリと呼んでもいいんじゃないかな。
カタコリさんがDTPを辞めて整体師になったのもショックだったが、同じくらいのショックが襲っている。

閉鎖的だった業界の情報の共有をML、掲示板、2ch、SNS、ブログ等を通して同じ会社にいるjdashさんとともに広めてきた。この恩恵には自分ばかりでなく多くの業界人が浴してきたと思う。jdashさんはセミナー、勉強会を通してお会いすることが多かったが、CLさんには雄さんのオフ会で一度だけお会いしました。

大日本スクリーンさんが「出力の手引きweb」を公開する前は、吉田印刷所さんの「DTPサポート情報」やCLさんの「むりくり」が情報源だったんだよなぁ~。


CLさんとの思い出は印刷製本SNSがあった頃、つぶやきに近い形で日記に上げたら

InDesign組版で積極的にインラインオブジェクトを使う
リガチャ

などを「むりくり」に取り上げていただきました。あの頃は(このネタを提供すればブログに書いてくれて集合知で解決できるんじゃね?)というスケベ心で日記をUPしてました ^^  喰いついてくれてありがとう! 

で、気になることは印刷・DTP業界はwebでの情報公開が売り上げに直結しないため、以前のように閉鎖的になるのではないか?ということ。その意味でも大日本スクリーンさんの「出力の手引きweb」には頑張ってもらいたい。

ダラダラと取り止めもないことを書いちまったな。


んで、最近、気づいた事。
InDesign Object Model図が理解できればオブジェクトモデルビューワを使わなくてもいいんじゃね?ということが大きな間違いであるということ。ゲロゲロゲーですw


2012年3月3日土曜日

DTP業界はかなりヤバイんでないかい?

パイの奪い合いの結果の続きです。

仕事明けを利用してハローワークに行き、警備会社に応募してますが不採用の通知しかいただいてません。ならばDTPへ!と、復帰も視野に入れて検索すると、ヒットする案件は警備より少ない。で、給与は平均175,000位~ですから警備とほぼ同じか若干高いくらい。参考→全国の転職/求人情報。中には12万~からありますから(汗 過去に応募して不採用になった会社も数社、載ってますw

で、気になるのが警備の方は未経験者、一方DTPは三種の神器が使えてこの価格。
しかし、労働負荷は圧倒的にDTPの方がきつい!

それでも警備かDTPかと問われれば、DTPを選ぶ人が多くいると思います。その理由は「夢」や「希望」がそこにあるからではなのでは? スキルがつけば給料が上がる、今はオペレータだけどいずれは独立したデザイナーになれるとか。

パイが拡大している時はその夢や希望がかなう可能性も出てきます。しかし現実はパイが縮小している状態。給料は上がるどころか下がることを想定しなければなりません。コストダウンによる分業化が進み全体が見えません。どこで働いているかにもよりますが、大手印刷会社系列の製版会社では下版前の赤字修正と面付け出力のルーチンワーク。入札に敗れて仕事が減ればリストラを目の当たりにします。警備の場合は、居抜きの形で所属会社は替わっても給料の現状維持もしくは賃下げで職場に残る場合がありますが、DTPの場合はクライアントと直に接していないためそれも難しい。

夢と希望に満ちてこの業界に入ってきたものの、現実を知り、スキルが付かないことを知り、ただ忙しいだけで勉強する時間も取れず終電まで働くことを知れば、どれだけの人が残るのか? 今は不景気だから、他に行く所がないからという理由で成り立っている業界のような気がします。

仕事に従事するひとりひとりにどれだけ夢と希望を与えられるのか? それが会社の使命だと思うのですが、どれだけ与えられているのでしょうか? 何社か面接に行った感触ですと居丈高に(奴隷で良ければそれでもどうぞ^^)といった感じでした。

それならラクな警備についてライフワークの勉強と体力を確保した方がまだマシって感じです。今はこんな状態のDTP業界ですけど、自分がこの世界に入った時は写植はアメリカンドリームだったのか?の最後の時でした。

東京ぼん太じゃないけど「夢もチボーもないね」ではなく、どれだけ夢と希望(まぁそれは幻想なのですが。。。)を与えられるかが業界の存続にかかっている気がします。こちらは「まっ、イロイロあらあな」でマイペースでやってきます^^

2012年2月15日水曜日

伝説の守衛長

勤務先で先輩同僚たちの間で度々話題に上るのが、前々守衛長だった荻野氏。
給料の未払いが1年近く続き、去年の3月に会社を去ったのだが、同僚の方々の評価はすごぶる良い。
自分はお会いしたことがないため勝手に『伝説の守衛長』と呼ばせていただいている。

警備会社は2社目なのだが、以前のところと雰囲気は大違い。
以前のところは他人の粗捜しをして上に報告、点数稼ぎの風潮が蔓延していたのだが、今の職場は互いに助け合う、かばい合う。正直、ここを離れたくないと思う。

この雰囲気の違いは事業所規模の違いだけで醸し出されるものではないだろう。

前回のところは60人規模ということもあり、細部まで目が届かなかったためなのか、粗捜しが得意でチクる連中が重用されてきた。
ひとくちに警備といっても部署によって負担が極端に違う。酷暑、極寒の中の立哨に対して、本部に座ってダベり、たまに巡回に出て隊員の粗捜しをする本部勤務があった。そしてどちらも同じ給料。同じ給料ならラクできる本部勤務になろうと粗捜し、チクりが横行していた。そして残業代が稼げるのも本部勤務のみ、体力的にも本部勤務ならさほど苦にもならんしね。

組織が大きくなるとトップは細部まで目が届かなくなり不安になり、報告を小まめに上げる部下を重宝するのは理解できる。問題はその先にある。以下(ry

今の事業所は15人規模ということもあり、トップの目が細部に届く範囲にある。しかし、規模の違いだけでここまで雰囲気は変わってくるとは思えない。60人規模であれば4つに分けて構成することが可能であり、事実、以前のところも似たようなシステムを取っていた。

やはりトップの資質によるものなのだろう。

違う事業所から移ってきた警備員が夜、寝酒の酒を買いに行った時、締め出したという話を聞いた。
その警備員は今も同僚としている。そして伝説の守衛長を慕っている。
『もし』荻野守衛長がいたならば、入札にはならなかっただろうという声も聞こえてくる。

一度、お会いしてみたいものだ。

2012年2月9日木曜日

パイの奪い合いの結果

入札の結果、3月いっぱいで契約が終了することとなりました。

mixi日記にも書きましたが、競争原理社会に

「雇用の安定はない! 収入増加もない!」

といったのが末端にいる感想です。パイそのものが成長しているのなら話は別ですが、パイの成長が止まった、もしくは縮小している業界では激しい競争にさらされます。入札がそれです。

大口取引先が他社に奪われたり、もしくは極端に値段を下げられたりするとリストラが始まります。今までいたDTP・印刷業界がそれでした。それに抗うように上層部と大喧嘩の末、クビになったこともありました。

今回の入札も価格で決まったようです。社長曰く「あの価格ではやっていけない」です。
で、入札(プレゼン)に関する勝手な考察に書いたように居抜きという形で残る場合、当然、雇用条件は下げられます。そりゃそうですよね、安い価格で受注したわけですから。まだ「居抜き」の話はきてないのですが、多分ないでしょう。登録型派遣中心の警備会社ということですから。

パイが一定の場合、ゼロサム社会となり、ある者が利益を得るとその利益分だけ誰かが不利益をこうむることになるのですが、パイが縮小する場合(ry

書きたいことは山ほどあるけど、まだ頭が混乱して整理がつきません。ただはっきり言えることは、成長のない業界に身を置く人たちは「雇用の安定」と「収入の増加」に背を向けて生きていくしかないのでは?ということです。成長業界に移れる人は移った方がいいと思いますが、それとていつかは成熟産業となってきます。年齢のいった人は移ることそのものが難しいでしょう。

いゃもぅ、ここまでくると落語の「長屋の花見」のように貧乏をとことん楽しむ発想の転換が必要となってきます。今まで当たり前のように受けていた「雇用の安定」と「収入の増加」を捨てることによって、本当に大事なものは何なのかが見えてくる気もします。

2012年1月24日火曜日

入札(プレゼン)に関する勝手な考察

入札というのがあります。アチキのいる施設でも今年4月からの警備の入札が行われました。
12/15に入社しましたので、今はまだ試用期間中のアルバイトの身です。で、入札で会社が負けるとどうなるか?と入札についてを語らせていただきます。

前回勤務していた大学病院の例
別な警備会社に入札で負けたものの隊長以下、ほとんどの人が残り入札した警備会社に移籍。ただし雇用条件は悪化よくても現状維持。
ちなみにアチキは入札した警備会社の募集で入りました。
このような事例を「居抜き」というそうです。喩えれば鹿島建設から清水建設に変わっても実際、作業する下請けは同じといったケース。看板が変わっただけ。


同僚の先輩から聞いた別な事例
大口の取引先を失った警備会社が別な取引先を値段を大幅に下げて受注。社員雇用確保のため「居抜き」をせずに警備員総入替えで配置。結果、クレーム続出。
一方、取引先を失った会社の警備員は遠方にある施設に配属。配属先のないものは解雇。
警備会社に終身雇用という言葉はありません。アチキが前回所属していた警備会社も身分は嘱託社員。所謂、アルバイトに年金、健康保険がついたものです。定期昇給、賞与なんてものはありません。

さて今回の入札を勝手に考察、推測させていただきます。今まで随意契約で自動更新されていたものが、今回初めて入札という形になったそうな。同僚の先輩曰く「入札になったということはウチが切られることが前提」。だが、ちょっと待て!と勝手な考察、推論。

経済の世界では需給のバランスというのがあります。一昔前は、年中募集の警備会社(低賃金)のイメージが定着し、警備会社は営業拡大しようとしても人が集まりませんでした。ところが今は不況を反映して募集すれば人がわんさと集まる状況、警備会社は拡大戦略に打って出れます。現在は多分ココ、それゆえ積極的な営業活動で入札という形になったと推測。


入札をかける側(クライアント)の思惑

現在の取引先に不満があるということよりも費用対効果を最大にしたい。例えば現状の契約会社の他に2社からの提案があったとして、1社は価格が今の半分、別な会社のサービス内容は他社の追随を許さない。
どうなるか? クライアントは初めてのところはやはり不安。で、現状の取引先に価格を半分、別会社から提案されたサービス内容を望みます。まぁ、ここから先がクライアントと取引先の丁々発止となるわけです。丸呑みしたら受注側は疲弊して潰されます。とはいえ最初から他の2社が当て馬となるケースがこれっ。
印刷会社にいた頃も、このような事例を耳にしてきました。プレゼンで提案した案を受注会社(従来の印刷会社)が流用。競合会社が提示した価格に引き下げられる等です。


実は入札(プレゼン)の前に受注先は決まっている

アチキにもウブな頃がありました。各社が提案した案を顧客が判断して決めてくれるのだと思ってました。ところが今まで耳にした事例はそうではありません。事前に決まってるんですね。あとは受注先にどうオプションを付けさせるか、これがプレゼンです。

昔いた印刷会社で大口顧客へのプレゼンがありました。10数年来の取引先です。会社の売り上げの半分がそこです。会社は総力を挙げてプレゼンに臨みました。当然、プレゼンの内容は第三者から見てもピカイチ。でも負けました。
会社はプレゼンの前にクライアントから「特別なことはしなくていいですよ。いつものままで十分ですよ」と言われたそうです。この言葉を聞いた経営陣は(今回も受注、確定!)と思ってました。この時、アチキは浮き足立った経営陣の発言を危うさを持って聞いてました。。。 クライアントの言葉は罪悪感を払拭するために投げたのでしょうね。

後日、プレゼン前に4回やる料金を3回分の料金でOKという密約が受注会社となされていたことを派遣時代に耳にしました。やはり価格が全てに優先する! そして、その価格はどこに反映されるのか? 末端労働者の賃金です。価格を望むなら通販印刷会社なのですが、クライアントは通販印刷会社の価格で、なおかつ至れり尽くせりのサービスを望みます。今の印刷会社はここら辺りでしょうか? 

なぜか畑違いの警備業界にいても違う業種にいる気がしません。末端はどこも同じだからでしょう。で、アチキの行く先はどうなるのでしょう。とてもこれからが楽しみです♪

2012年1月12日木曜日

退化、加齢によるものなのか?

僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかったに多くのブックマが付けられていたので読んでみた。
「頭がよい」というのは単に、「とても多くの時間と汗を費やしたので、難なくやっているようにみえるまでになった」ということを言い換えているに過ぎない
に勇気づけられたが、同時に自分の物覚えの悪さは何なのだろう?とも考えさせられた。長年、訓練をしていなかったので退化したのか?とも思えるほどである。


今やっている警備に「出入管理業務」がある。ここでやっている業務内容はこうだ。

 A. 車できた職員をコールし、出入記録簿に「部署・名前・車番・時間」を記入。
 B. 別な警備員はコールされた職員に渡す鍵や出勤簿を用意する。

職員の数は半端なく多い。A業務に就いているが、出勤時間帯は次々と車が入ってくるため車番から調べて部署・名前をコールしたのでは間に合わない。視力は1.0と0.8なのでさほど悪くないが、視力と動体視力は違うようだ。他の人と違い、走る車番を読み取るのが苦手だ。

そこで中学の頃、使った単語カードを買ってきて、オモテに車番、ウラに部署・名前・特徴を書いて覚えようとしている。35年ぶりに使った(というか中学の頃、それを使って覚えた記憶がない。自分には適さなかったやり方だったんじゃないかな)。とにかく、それで覚えようとしている。
ところがですよ、奥さん。実際やってみると(オレ、こんなに頭悪かったかな?)と思える物覚えの悪さ。中学の頃は一晩で単語の10やそこらは覚えられたような希ガス。。。

車で来る職員の数は約200。曜日によって違う。職員総数約600。
顔と名前を一致させなくては仕事は勤まらない。大丈夫か?自分。


さてこれから業務内容の整理と暗記。

2012年1月9日月曜日

施設巡回のポイント

警備の仕事で施設内の巡回があります。

・巡回の目的は不審者の発見、排除
・異常箇所の発見、報告

主な目的はこの2点なのですが、実際、巡回に出ますと患者さんに食堂、駐車場、花屋などの場所を訊かれます。警備員は施設内に熟知しているばかりでなく、周辺地理にも詳しくなくては勤まりません。それなりに勉強しているのですが、想定外の突飛な質問を受けることもしばしば(^^;

病院ですから機動隊の事情と平田の自首にあるように電波系の質問にも遭遇します。最初に遭遇した時は↓こんな感じでした。


         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは奴の前で階段を登っていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか降りていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...   イ 


初めての時はどう対処していいか分からず、本部に連絡を入れ、患者さんの言葉をそのまま伝えました。当然、本部でも???になるわけです。

この場合、患者さんであって不審者ではありません。

で、厄介なのがこのような患者さんが別な患者さんに絡む場合です。絡まれた患者さんは相手がそのような病を持っているとは分かりません。その筋の人に絡んだ場面に遭遇した時はK-1レフェリーの角田信朗ばりに身体を張って止めに入りました(^^; 
腕の骨を折られて2ヶ月休職した同僚もいますから、結構、危険と隣り合わせの職業ですね。


おっと、いつの間にかタイトルから逸れてしまった。巡回のポイントを書いておきます。
他の業界の人にも参考になると思います。

正常な状態を把握しておく。
違っていれば異常と捉える。

いつも施錠されている所がされてなければ異常。あるべきところに消火器がなければ異常です。正しい状態をしっかり把握しなくては異常に気付かないのです。

2012年1月7日土曜日

警備員は職員ではありません

心のblogの師匠、Macでお仕事?がシリーズで書きますので、こちらも警備の話をシリーズで^^ つまらないと思う人はスルー推奨。

警備業法第15条
警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たつては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。

警備員を警官と間違える人はまずいないと思いますが、職員と勘違いする人はいると思います。ですが警備員は職員ではありません。←ここ重要! 所謂アウトソーシングなのです。
ですから警備員に苦情、要望を言ったとしてもそれが反映されることはまずありません。苦情、要望は職員の方へお願いします。と言いたいのですが、その面倒を避けるために警備員がいるんだろうなぁ~。

警備業法第15条にあるように警備員には特別な権限はありません。職員でもありません。ですから相手と同じ立場です。指示、命令は出せません。出来るのは「お願い」だけです。

患者さん同志の揉め事の間に入るのも警備の仕事。いや本来の仕事ではないのですが、そうなってしまいます。警備は依頼主(職員)の依頼によって動くのですが、職員のいない時間帯に問題が発生すると動かざるをえなくなってきます。問題といっても些細なものがほとんどですが。。。

早朝のこと、いつものように常連の患者さんがやってきます。常連の患者さんは常連さん同志仲良くなり、後からくる方のために順番の席取りをします。当然、後からやってきた別の患者さんは面白くありません。で、何とかしてくれ!と警備に苦情が入ります。

さて、困った!

困ることないじゃないの?と考える人が多いと思いますが、ここが警備の難しいとこなんです。病院が何のために警備を雇っているのか? それはクレーム防止のためなんです。ですから警備員が患者さんとトラブルを起こすのは御法度! トラブル防止のために警備員がいるのに、その警備員がトラブルを起こしたら何のためにいるんだ?になってきます。おマンマの食い上げです。

いつも飴玉をもらっている常連さんが気分を害さないように丁寧にお願いする。になるわけです。あちらを立てればこちらが立たずではなく、両方立てるために苦慮するのです。

しょーもないこととお思いでしょうが、大概のトラブルはこのしょーもないことが原因です。

病院の食堂で「大盛り」をお願いしたのに、「大盛り」を断ったために患者さんが激怒し、警備が出動 (*´Д`)=3

警備業が出来た当初は、地元のヤクザが警備業を始めたなんて話が新任研修の時に出ましたが、何となく分かりますね。

2012年1月6日金曜日

入院するなら大学病院

警備業界に復職して警備の思い出を書くのも何なのですが、mixi日記にチョロっと書いたら「イイネ!」がいくつか付いたのでこちらでも^^

警備と一括りにされても雑踏警備、交通警備、施設警備、機械警備、身辺警備など幅がありすぎます。で、アチキが前回やっていたのが某大学病院での警備だったのですが、これとてポストによって業務内容は全く違っています。印刷会社で営業、DTP、印刷の仕事の違いをイメージしてもらえればいいと思います。

病院警備に就いた初日に思ったこと。それは、、、

キレイな看護婦さんとムフフ。。。

でした。2年間の結果、その期待は見事に裏切られました。イヤ、別にアチキに問題があったわけではありません。他の警備員もダメでしたから(^^; そりゃ、そうですよね。彼女たちの給料はアチキらの約2倍はありますから。いくらアチキが容姿端麗であったとしても相手にされません。ベテランのDTPオペレータの給料が彼女たちの初任給と同じくらいですから^^

では彼女たちを落としたのは誰なのか? 医者か? 医者であれば看護婦さんを食べ放題!と短絡的に思ってましたが、そのようなケースは稀で、患者さんと出来るケースが多いそうです。

アチキも入院した時に落とせば良かったな。。。と一瞬、思いましたが、アチキが過去、入院した病院は場末のピンサロかと勘違いするくらいの高齢者ぞろい。若い娘などいませんでした。狭山の田舎病院ですから当然なのですが。。。(ちなみに場末のピンサロにはまだ入ったことがありません。比喩です。念のため)

入院するなら若いチレイな娘がいる大学附属病院がいいですよ^^

実際、アイドル顔負けの可愛い子、美人がいましたから。でも1年くらいで見かけなくなりました。結構きつい業界なのでしょうね。とはいえ、代わりにそれなりのレベルの娘が入ってきましたので、全体としてレベル低下はないです。

では病院警備で誰と親しくなれるのか?
ポストによって違いますが、駐輪場、救急外来、時間外受付をメインにやっていたアチキにとって常連の患者さんたちでした。早い話がジイちゃん、バアちゃん。よく飴玉をもらってました(^^; 50のオッサンが飴玉を貰うってのも何ですが。。。