2012年2月21日火曜日

絶版~何のためのデジタル化なのか


サイトで紹介された本を無性に買って読みたくなる時がある。で、Amazonで検索すると絶版。しかし幸いにも定価 2730円(税込)が送料込みで3355円で出品されていた。JScriptハンドブックがそれだ。
絶版のため中古本が定価よりも高く売られていることはAmazonではよくある。
以前にも「Illustrator 10 自動化作戦 with JavaScript」 著者:古籏一浩 ・定価:2730円(税込)が8000円近い値段つけられていたことは昔のblogに書いた。今でも定価を超えた価格でこの本がAmazonで売られている。価格はともかく読めないという最悪の事態が避けられるだけでもAmazonで売られていることは正直嬉しい。

しかし、しかしだ。古籏さんの本が発行されたのは2004年、今回の本は2005年。どちらもDTPで作られているはずなのでPDFやepubにして販売するということは可能なはず。でもされてない。著作権などがネックになっているのだろうか?

DTPの当初からワンソース・マルチユースが謳われてきた。しかし消費者はその恩恵に浴していない。結局、デジタル化というのは製作コストの削減だけで役目を終えたかの感すらある。
Amazonで売られていない場合はyahoo!オクで手に入れるしかないのないのだろうか?(出品されてればの話)

消費者側としては絶版はしかたない。ならば中古本、オンデマンド本、epub本といった選択肢が欲しいところ。で、その中でどれを選ぶの?と問われれば、価格にもよるが、1に中古、2にオンデマンド、3にepub(pdf)になるんだよな。

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