2012年1月1日日曜日

略語も処変われば意味が変わる

元日礼拝の後、教会月報の編集作業に入ろうとしたら原稿がupしてない。まぁ、想定の範囲内でしたけどね。50周年記念誌だって今年度中に出せるかどうか分かりません。なんせ30周年記念誌が遅れに遅れて35周年記念誌として出した前科がありますから(^^; 当初の予定では去年の12月には発行してたんだけどなぁ~。

家族はそれぞれ遊び、バイトに出かけた。仕方ないのでネットを巡回。
せうぞーさんが「名もないテクノ手に」を始められました。で、付けられたタグの「ANN」をググっても何の略なのか、よく分かりません。

 ・テレビ朝日をキーステーションとするニュースネットワーク
 ・オールナイトニッポン

ではないことは確かです(キリッ

で、この略語というのは業界内の人でなければ通じないという厄介なものなんですね。

古くはATM(死語?)。
Adobe Type Manegerの略なんですが、世間一般の人は銀行のATMを連想します。
画像フォーマットのEPS(Encapsulated Post Script)。
ビル設備ではElectric Pipe Space(電気・情報通信配線のための空間)の略で、よく見かけます。
ドキュメントから吐き出されたPS(PostScript)。
同じくビル設備ではPipe Shaf(配管類を一ヶ所にまとめた場所)の略です。

PDFだって登場する前はprinter driver fileの略だった。。。

業界内でも部署によって意味が違ってきます。代表的なのがトラッピング。
印刷分野では、先刷りインキの上に後刷りインキが重なっていく状態のこと。
プリプレスでは印刷する場合に絵柄の周囲に白い隙間が出ないように処理こと。所謂「毛抜き合わせ」のこと。従来は髪の毛一本分重なっていることをケヌキと呼んでいたのですが、最近はどうも重ならない状態のことをケヌキと呼んでいるような。。。

本来の意味と違った使われ方をされる場合もありました。
例えばCEPS(Color Electronic Prepress System)。
CEPS環境という言葉はオープンなシステムではなく専用のクローズドシステムとして使われてきたような。。。

基本となる用語を共通認識してないと大変なことになります。
これは別に仕事に限ったわけではないのですが。。。

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