2012年1月7日土曜日

警備員は職員ではありません

心のblogの師匠、Macでお仕事?がシリーズで書きますので、こちらも警備の話をシリーズで^^ つまらないと思う人はスルー推奨。

警備業法第15条
警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たつては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。

警備員を警官と間違える人はまずいないと思いますが、職員と勘違いする人はいると思います。ですが警備員は職員ではありません。←ここ重要! 所謂アウトソーシングなのです。
ですから警備員に苦情、要望を言ったとしてもそれが反映されることはまずありません。苦情、要望は職員の方へお願いします。と言いたいのですが、その面倒を避けるために警備員がいるんだろうなぁ~。

警備業法第15条にあるように警備員には特別な権限はありません。職員でもありません。ですから相手と同じ立場です。指示、命令は出せません。出来るのは「お願い」だけです。

患者さん同志の揉め事の間に入るのも警備の仕事。いや本来の仕事ではないのですが、そうなってしまいます。警備は依頼主(職員)の依頼によって動くのですが、職員のいない時間帯に問題が発生すると動かざるをえなくなってきます。問題といっても些細なものがほとんどですが。。。

早朝のこと、いつものように常連の患者さんがやってきます。常連の患者さんは常連さん同志仲良くなり、後からくる方のために順番の席取りをします。当然、後からやってきた別の患者さんは面白くありません。で、何とかしてくれ!と警備に苦情が入ります。

さて、困った!

困ることないじゃないの?と考える人が多いと思いますが、ここが警備の難しいとこなんです。病院が何のために警備を雇っているのか? それはクレーム防止のためなんです。ですから警備員が患者さんとトラブルを起こすのは御法度! トラブル防止のために警備員がいるのに、その警備員がトラブルを起こしたら何のためにいるんだ?になってきます。おマンマの食い上げです。

いつも飴玉をもらっている常連さんが気分を害さないように丁寧にお願いする。になるわけです。あちらを立てればこちらが立たずではなく、両方立てるために苦慮するのです。

しょーもないこととお思いでしょうが、大概のトラブルはこのしょーもないことが原因です。

病院の食堂で「大盛り」をお願いしたのに、「大盛り」を断ったために患者さんが激怒し、警備が出動 (*´Д`)=3

警備業が出来た当初は、地元のヤクザが警備業を始めたなんて話が新任研修の時に出ましたが、何となく分かりますね。

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